こんな業者にはご注意ください
外壁塗装や屋根塗装では、少なからずトラブルが発生するケースがあるようです。ここでは、よくある悪徳ケースをご紹介しますので、トラブルを未然に防止するための業者選びのご参考にしてください。
悪徳ケース1:突然の業者訪問
突然自宅に来て「外壁が劣化しているので、塗装が必要です。」といきなりの訪問。このケースはかなり高い確率で悪徳業者の可能性があります。「今すぐ見積もりします。」「すぐに工事に入ります。」「工事費の入金は明日までにお願いいたします。」こんな時は冷静になって断るか、もしくは別の業者に確認してもらうことが大切です。
悪徳ケース2:大幅な値引きをして契約を急がせる
「うちなら安く工事できます。」というケースはよくあるのですが、ここでいきなり50万円や半額などの大幅な値引きをしてくる場合には注意が必要です。「安く工事を済ませたい」という人の思いにつけ込んでくる悪徳業者の可能性があります。元々の見積もりの金額がいい加減なもの、意図的に最初の金額を高くしている可能性があります。その他にも「モニター価格」「キャンペーン価格」も注意が必要です。
悪徳ケース3:見積もりはすべてまとめて一式の金額
外壁塗装の見積もりで坪数で簡単に見積金額を出している業者には注意が必要です。実際には窓の大きさや数によって塗装する範囲が異なるからです。同じ範囲で窓が有ると無いでは、窓が無い方が塗装する範囲が狭くなるにもかかわらず、「ぜんぶ合わせて●●円」というのは非常に曖昧で、見積もり金額の信憑性が低いと言わざるえません。
悪徳ケース4:3度塗りのところを2度塗りで終わらせる
いわゆる手抜き工事ということがあります。3度塗りであるところを2度塗で終わらせている。そうすれば、塗料や作業時間を削減することができます。しかし、色にムラがあったり、薄かったりと出来上がりの質が低く、1年も経たないうちに塗装が剥がれてくる可能性があります。雨風、太陽光にさらせるために耐久性を発揮させるためには各塗料に決められた回数を塗ることは必ず必要になる工程です。
外壁塗装業者の選び方
- 突然の訪問業者は断ることが賢明です。(特に大幅な割引、急な日程、支払いを急がせる場合には注意が必要です。)
- 連絡する前に外壁塗装の業者のウェブサイトをよく見ておきましょう。
- 見積もり書を作成してもらう時は細かい内訳も書いてもらいましょう。
- 事前に工事の作業内容は詳しく確認しておきましょう。
- 施工が始まっても、気になることがあれば、途中でも確認することが大切です。