戸建住宅の屋根遮熱塗装工事
【1】タスペーサー取り付け(水洗い後)
屋根に付いたホコリや汚れなどは高圧洗浄(120~150Kg/㎡)で洗い流した後、タスペーサーを取り付けます。縁切りともいいます。このタスペーサーを取り付けることにより、この後に塗装したときの塗料が屋根と屋根の間に入りくっつくのを防止し、雨を下にスムーズに流す役割を持ちます。このタスペーサーを取り付けないと、屋根と屋根が密着してしまい、雨水が逃げず、雨漏りの原因になることもあります。
【2】シーラー下塗り塗り始め
シーラーは屋根素材と塗料の密着性を保つために必要な処理です。たっぷりと染み込ませます。
【3】シーラー下塗り終了後
これだけでもとてもツヤがでてきて美しくみえますが、これからがいよいよ遮熱塗料の出番です。
右図でも見られるとおり、足場は工事の品質や作業性を維持し、作業員の安全性を確保するための必要な工事です。近隣に塗料などが飛び散らないよう飛散防止ネットで建物全体を覆います。
戸建住宅では通常「単管ブラケット」が使われますが、狭小地などでは状況に合わせて工夫し適した足場をかけます。
【4】ガイナ1回目塗り始め
【5】ガイナ1回目終了
【6】ガイナ2回目
【7】ガイナ3回目 完成
遮熱塗料は合計3回塗りで完成です。